どうも、仏教ミニマリストのふう(@buddhisminimal)です!
座った姿勢でヴィパッサナー瞑想をするときの座り方と手の位置、形を紹介します。
ついでに座具の紹介もします!
基本的に日本ヴィパッサナー協会(ゴエンカ式)のヴィパッサナー瞑想を念頭において説明しています。そのときの体験談はこちらをクリック。
ゴエンカ式ヴィパッサナー瞑想での指導
僕が行ってきた日本ヴィパッサナー協会(ゴエンカ式)のヴィパッサナー瞑想では、特に姿勢や手の形まで指導はされませんでした。
基本的に、上体が起き上がっていて安定してリラックスできれば良いです。
座って瞑想するときの足の位置
安座(個人的おすすめ)
ほとんどあぐらに見えますが、足を組まずに前後に並べる方法で「安座」という座り方です。
個人的には一番リラックスできるのでこの座り方をしています。
足を組まないので全く足が痺れないかというとそんな事はありません。笑
くるぶしの外側が床や座布団に接するので足の痺れはありますね。
普通の胡坐(あぐら)
これは一般的なあぐらです。
あぐらの場合、ひざが上がってしまうので安定感は落ちますね。
背骨が曲がってしまいやすいので、長時間は向かないです。
日本ヴィパッサナー協会のダンマーディッチャでは外国の方もいたのですが、この普通のあぐらで瞑想していました。
やはり、足を潰すことになるので、より痺れが強くなるのではないかと思って、僕はこの座り方をしていません。
結跏趺坐
瞑想といえばこの座り方を思いだす人もいるのではと思います。仏像でもこの座り方を見ますよね。
これがひざが地面に付くので一番安定感があります。しかしちょっと窮屈に感じてしまうと思います。
実は、結跏趺坐は長時間瞑想するときには向かないです。
ちなみに、禅宗の座禅ではこのスタイルになるようです。
この座り方でなければ瞑想できないわけではないので、こだわらなくても良いです。
半跏趺坐
結跏趺坐の片方の足を下に入れると半跏趺坐という座り方です。
安定感もあり、なおかつ窮屈さを感じない座り方。
やってみると意外と座りやすいなと感じます。
椅子にすわる
床に座るのが難しい人は椅子に座っても問題はないです。
状態が起きていて、安定していることが目的なので椅子でも良いのです。
手の形
手は膝の上において、手のひらを上に向ける
これは、手は膝の上において、手のひらを上に向けるスタイル。
力を特に加えずにただ置いていくだけです。
(足の形は安座にしています。)
開かれた気分になるのでこの手の形にすることはあります。
親指と人差し指を軽く付けて、中指と薬指と小指を伸ばす
次は親指と人差し指を軽く付けて、中指と薬指と小指を伸ばすスタイル。
ヨーガの瞑想などの画像を見るとかなり力を入れて中指と薬指と小指を伸ばしていたりするが、個人的にはこの形にはしてないです。
手は膝の上において、手のひらは下に向ける(個人的おすすめ)
手は膝の上において、手のひらは下に向けるスタイル。
個人的には安座とこの手の位置で瞑想することが多いです。
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*ちなみに、へその辺りで手を重ねて、親指同士をつけるという手の形もありますが、僕の場合、あえて筋肉を使って頑張る必要もないのではと思って、力を使わない、脱力したスタイルで瞑想しています。手の形を決めたからといって瞑想がはかどるというわけでもないですね。
座具について
僕が使っている座具は、ニトリの低反発角シートクッション(Nタッチ2 DBR)です。
本来は椅子に乗せるタイプの座具なので、普通の座布団より小さいサイズになります。
座ったときに床に付く脚部の面がちょうど収まるので、個人的にはちょうど良いサイズ感です。
5センチの厚みがあるので座り心地は良いです。
まとめ
結局のところ、安座でも、あぐらでも、足を曲げているということは、徐々に足はしびれてきます。そして長時間座っているとお尻も痺れてくるので、どんな座り方でも痺れるのだと思います。
僕の場合、初めてヴィパッサナー瞑想を座ってしていたら、足がしびれて、じわじわとした感覚が襲ってきて、足が壊死するのではないかと思っていました。笑
しかし、1時間座って瞑想して足がしびれても、足を崩せば案外なんてことはないです。
慣れればしびれも観察できるようになりますね。
ということで今回はこの辺でお終いですっ
またね~
参考:
地橋秀雄『ブッダの瞑想法 ヴィパッサナー瞑想の理論と実践』
矢田部英正『日本人の坐り方』
コメント
[…] 文字だけだと分かりにくいと思いますので ヴィパッサナー瞑想のやり方を紹介してくれている記事を見つけたとので、そちらを参照してもらえると分かりやすいかと思います。 ▶️ 仏教ミニマリストふうのブログ […]